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英語のフレーズ!”Not all who wander are lost” 指輪物語より

Not all who wander are lost.” という英語のフレーズを目にしたとき、いやあかっこいいなあと思いました。読んですぐ浮かんだ日本語は、「うろうろしてるように見えても迷ってないこともある」ですね。でもこれじゃあ威厳がまったくないので、このフレーズの背景についてもう少し調べてみました。

するとこれは、あのJ. R. R. Tolkien の『The Lord of the Rings (指輪物語)』に出てくる『All that is gold does not glitter』という詩の一節なのでした。

All that is gold does not glitter,
Not all those who wander are lost;
The old that is strong does not wither,
Deep roots are not reached by the frost.
From the ashes a fire shall be woken,
A light from the shadows shall spring;
Renewed shall be the blade that was broken,
The crownless again shall be king.
by J.R.R. Tolkien



日本語訳に挑戦してみました。楽しいですが短文でも時間がかかります。ロードオブザキングスを読み直して出直す必要があるかもしれません。

光を放つ金ばかりではない
彷徨うものすべてが道を失っているわけではない
強ければ年老いても枯れない
土深い根は霜をしらない
炎は灰から立ちあがり
影を穿って光は湧き出る
折られた刃は生まれ変わり
失われた王冠は再び王のもとに戻る
(管理人訳)

この詩は、『The Fellowship of the Ring』の10章「Strider」に初めて登場します。ガンダルフのフロドー・バギンスにあてた手紙の中の一節です。この手紙を受け取ったフロドーは、当時この詩の「Strider」がアラゴンを意味することを知りませんでした。


1行目はシェイクスピアの『ベニスの商人』からの格言、 “All that glitters is not gold” の本歌取りです。この格言の意味は「光るものすべてが金ではない(みかけに騙されるな)」です。立場が逆にはなりますが、言い方をかえただけで同じことを言っていますね。詩の中の一節は、「アラゴンは見かけはぱっとしないけどすごく重要な人なんだ」ということを伝えています。


2行目は、「浮浪者や怪しい人に見えても実は悪から守ってくれる人たちだったりする。」物語の中では、このように解釈されるようです。変装して張り込みをしている刑事さんなどを思い浮かべるといいのではないでしょうか。ここから派生したいろいろな解釈があるようですが、もともとはこれです。意味が何通りにもとれる味わいのあるフレーズですね。



The Lord of the Rings のDVDはほとんどすべて見てはいますが、戦闘シーンが多いところが少し苦手です。大好きなシーンは、ガンダルフが花火やお土産をもって村にやってくるところとか、ガンダルフが大きな怪獣と橋の上で戦うところとかですね。ガンダルフ好きなんです


こんなようなシリーズ↓のを持っていますが、また見直したくなりました。


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