面白い英語イディオム!”Apple to apple comparison”
“Apple to apple comparison”
というイディオムが、
マーケティングの翻訳で出てきました。
面白い表現なのでご紹介します。
直訳すると「リンゴとリンゴの比較」となりますが、
もちろんそんなわけないですよね。^^
Apple to Apple comparison
には、
ペアになるイディオムがあります。
それは、
Apple to Orange comparison
です。
こちらは、
「リンゴとオレンジの比較」となりますね。
こちらの意味は、
誰の目から見ても明らかに違いがあり、
比較できないだろうというもの同士を比較している場合に使います。
リンゴとオレンジは、
全く別のものなので比較のしようがありませんね。
これに対して、
Apple to Apple comparisonは、
『同一条件で比較できる状態』を表します。
こちらは日常会話ではあまり登場せず、
ビジネスや活字の上で出てくるのが普通です。
リンゴとオレンジ/リンゴの比較の例
家賃を比較する時に、
一週間の賃貸料と一月の賃貸料は比較できない ➡ リンゴとオレンジ
其々の一年間の賃貸料を比較する ➡ リンゴとリンゴ
教育を受けた成人と3歳の子どもが計算の速さを競う ➡ リンゴとオレンジ
18歳の学生2人が計算の速さを競う ➡ リンゴとリンゴ
つまり、比較する時に、
比較するもの以外が同じ条件であれば、
リンゴとリンゴ
そうでなければ
リンゴとオレンジとなるということです。
科学の実験みたいです。
いかがでしたか?
英語って面白いですね!
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