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翻訳という仕事!訳す以外の雑務!今日も毒舌・・・

昨今、取引をする翻訳会社の規模が大きるなればなるほど、
自社のポータルサイトを持っていることが多いですね。

昔は、
メールでWordとかExcelのファイルをもらって、
訳してメールで返す、
POもメールで来て、
インボイスもメールで送る、
という
訳者側にしてみれば、
非常にシンプルでわかりやすいプロセスだったんです。


まあ、これだけでも
フリーランスでやっていくには、
一通りの事務的な作業は避けて通れないわけですが、
最低メールが使えて、インボイスが発行できれば、
(翻訳ももちろんするわけではありますが^^)
報酬を支払ってもらえたわけです。


ところが最近は、
各翻訳会社がそれぞれオンラインで
ポータルサイトを持つようになってきました。


これがなかなか厄介です。


流れとしてはどこも大体同じなんですが、
複数の翻訳会社と契約していたり、
同じ企業内なのにシステムが違っていたり、
たまーにしか仕事が来なくて、
前どんなふうにインボイスしてたのか忘れてしまったり…


企業側は自分とこのシステムさえ覚えていれば、
問題ないですが、
こっちは、何社分も覚えなくちゃならない


説明書を見ながら、
ログイン、PO受領、ファイルのダウンロード、納品、インボイス、
というプロセスをすべて自分で行わなければならないので、
訳してさえいればよかった頃と比べると、非常に面倒です。


こういうシステムというのは、
訳者に自社の事務的作業とデータ保存をやらせるように、
できるだけ自社の社員が楽になるように、
(つまり従業員がより少なくていいように
作られているわけです。
だからといって、
翻訳料が上がるわけじゃなく…。


餌をまいて魚を釣り上げるかのようなシステム

fish

案件の渡し方も、最近はマスメールが本当に多いです。

Hello Colleagues,
って、
知るか!!
私はあんたとこの社員じゃないぞ!



私は実はこの手のメールの案件はほとんど開封もしません。


なんとなく自分が魚で、
餌をまかれて釣り上げられるのを、
待っているかのような気分がするからです。


明らかなマスメールではなくても、
納期が短いと、安全のために、
複数の訳者に同時にオファーしているのがわかります。


で、
こういうとき、
こちらから仕事受領のメールをしても、
確認メールが来ないことがあるんです。


急ぎだろうということで、
急いでコンファームしても、
返事がない。


先に誰か決まったんでしょうけれど、
それならそれで、
その旨を伝えるべきですよね。

先にコンファームしてきた人に渡した、
ときちんと伝えてくるエージェントがほとんどです。



でも、たまに無視するところもあるんです。


こういう場合は、


おどかすために、
作業始めたんだけど(うそです)」とメールすると、
慌てて返事をしてきます。


こうでもしないとはっきりしないんですね。


納期が短いと、一分一秒でも早く作業を始めたいし、
もし、来ないなら来ないで別の案件を取りたいじゃないですか。


はっきりしてもらわないと、
身動きがとれんのです。


もしこれが逆なら、
大騒ぎですよ。



こういうところは、
本当にたかが知れています。


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