買いたてのノートパソコンがウイルスにやられた顛末。
年末にノートパソコンを買い替えました。
それが早くもウィルスにやられました。
TOSHIBAのSatelliteというラップトップで、
インテルCorei5入ってる、
なかなかパワフルな奴です。
長年SonyのVaioを使っていましたが、
前回から東芝に変えて、
それがなにやら怪しくなってきたので、
セカンドPCとして買い足しました。
最初にやられるのは、
だいたいキーボードなんですが、
今回はウイルスです。
買ってからまだ2か月しかたってない!涙
インターネットのブラウザは、
FirefoxとChromeを使っているんですが、
一週間ほど前から、
尋常じゃないほど重くなっていました。
挙句の果ては、
音声付きの真っ青の画面が現れて、
「あなたのPCはもうだめです (Your PC is completely messed up!)」
と宣言してくる始末。
私は、翻訳学で修士を取得しましたが、
PCについての専門教育を受けているわけではありません。
それからというもの、
納期とPCの様子を見ながらの、
胃が痛むほどストレスいっぱいの作業を続けましたが、
もう限界ということで、
ちょっとした空き時間に修理店に持ってい行きました。
近所の修理屋なのですが、
電話したら、「持ってきて」というので、
すぐ持って行って相談。
オフィス内がスクラップ工場化している修理屋へ行くと、
60代ぐらいの店主が、
「そりゃ、あんた、インドからのハッキングだよ。
この状態だと、PCのパスワードからなんからもう筒抜けだよ。」
ですって。
ききました?奥さん。怒
.exeという拡張子のついたのは、
クリックしたらまずだめらしいです。
この種のウィルスの除去は、
なんとこの小さな修理屋でも、
毎日4,5件はあるそうです。
机の上の一層目の様々な堆積物の上に、
点々とおかれたラップトップが、
確かに4,5台目につきました。
「これって、インドのハッカーさまさまじゃん!」
と思いましたね。
これからウィルス除去の勉強して
ウィルス除去専門の会社を作ろうかな。
しかし、
.exe クリックしちゃだめ!
とはいうものの、
職業柄いかんともしがたい場面にたくさん遭遇します。
最近は翻訳エージェントが独自で運営するポータルサイトが多く、
それにアクセスするのに、
ブラウザを拡張するソフトウェアをインストールしたり、
わけのわからん翻訳ツールを、
個別にダウンロードさせたり…
はっきり言って.exeをクリックしないと、
インボイスさえ発行できないような状況など、
いくらでもあります。
本当にややこしいご時世になったものです。
ポータル、ツール、システムというのは、
翻訳会社が、いかに自分たちの手間を省き、
自分たちの時間を節約できるか、
を基本に考えられているので、
末端のベンダーのことなど、
ほぼ眼中にないです。
急ぎの翻訳案件とともに、
100ページにも及ぶ、
自社ポータルのユーザーズガイドなどを送ってよこしますが、
いったい何を考えているんでしょうか…
そんなもん、読んどれるかっ!!
はあ、はあ。
さて、ウィルスから拡張した怒りをぶちまけたところで、
My PC は、1日でクリーンになり、
母のもとへかえってきたのでした。
もう、へんなのにひっかかっちゃだめだよ。
費用は73ポンドでした。
おわり。
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