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    Categories: 旅行記

マラガでフラメンコを見た後イギリスに帰宅

マルベーリャフラメンコを見るつもりでしたが、午後10時30分からと何しろ時間が遅いのでまたしても見送ってしまいました。そこで代わりに行ったのが、マラガのフラメンコです。

マラガは私の住む英国北部の地元空港から直行便があります。約3時間ほどで到着。ここを拠点にセビージャ、へレス、グラナダ、ロンダ、マルベーリャ、ネルハ、フリヒリアナ、ミハスといろいろなアンダルシア各地への電車やバスが発着します。

歴史は古く、旧市街、カテドラル、王宮と一通りの要素が揃っており、おまけにあのピカソの生まれ故郷です。

今回はピカソの生家のすぐそばにある、『LICEO』というフラメンコの劇場に行ってきました。1日に2回、午後7時からと9時からの公演があります。この7時からの公演に電話で予約を入れました。チケットは1人25ユーロです。飛び込みではなく電話で予約しておくと、先に入れてもらえるので良い席で見ることができます。ぜひ予約してください。英語でOKです。

LICEOの入り口です。この中にバーがあり、中のお姉さんがチケットを売ってくれます。



タブラオ内部です。タブラオというより劇場に近いですね。でもワンドリンク付いています。赤ワインがない!ので白ワインになってしまいました。ステージは階段を上がった2階にあり、中央が吹き抜けになっていました。



フラメンコはレストランで余興的にやっていたり、狭いタブラオで2畳くらいの板の上でやったりとこじんまりとしていることが多いですが、ここはまあまあの規模でした。

本日の構成は、バイラオーラ(女性の踊り手)2人、バイラオール(男性の踊り手)1人、ギタリスト1人、カンタオーラ(女性の歌い手)1人でした。女性2人の踊り手は、なんとなく暖かい感じがする庶民的な雰囲気の踊り手さんで、シャープで若い踊り手さんとはまた違う魅力がありました。




LICEOの公式動画があったので、興味のある方はこちらをご覧ください。

ステージは1時間くらいで終了。この後通りをぶらぶらしていると、LICEOの建物から100mも離れていない場所に、もう一軒タブラオを発見しました。こちらはなんと無料なんだそうです。申し訳ないので、ドリンクを買ってフラメンコを楽しませていただきました。


入口はこんな感じです。左の方に張り紙があって、22時からやる、タダと書いてありました。ここを入ると右側にバーがあって、左側に地下への階段があり、ステージは地下にありました。

女性の方が歌い手で、男性が踊り手、そしてギタリストと、とてもシンプルでしたが、すべて素晴らしかったです。これがなぜ無料だったのかは謎ですが、地元の方の他にもツーリストも混じっていたので、大丈夫なのでしょう。^^スペイン語をもっと勉強したいと思いました。


とても素敵なバイラオールでした。ほんと目の保養。


深夜0時を過ぎてもにぎわうマラガの町です。朝はゆっくりやってきます。

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