Hen’s Party とか、Hen Night というのは、よく耳にするのですが、Kitchen Teaというのを知りませんでした。調べていたら Bridal Shower てのもあるんですね。ああ、もうごちゃごちゃうるさいですが、一言でいうとこれらはみんな結婚式前に女性が行うイベントなんですね。
じゃ、どう違うの?
てことなんですが。
私の知っているHen’s night から説明します。ご存知かと思いますが、Henというのは雌鶏のことで、『雌鶏のパーティ』『雌鶏ナイト』ということです。よーくわかりましたね。あんな感じです。イギリスでは、空港、街中などでこれらの方々をよくお見掛けします。
服装はだいたいピンクが基調ですが、とにかく周りの目を奪う露出度と蛍光色を特色としています。お揃いのTシャツ、被り物、肩掛けの布にHen’s Party などの言葉を印刷してブライドメイドと一緒に大騒ぎしているのをよくお見掛けします。
えーこの後夜の街に繰り出す、またはスペインあたりのビーチか小島に行き、独身最後の夜を友達と楽しむ。そんな感じですね。
ちなみに、Hen’s night のシーンがサンドラ・ブルックの”Proposal“という映画にありましたね。規模の違いはあれ、何らかの形でこのイベントは英語圏で古くから行われているんだと思います。
ヘンズ・パーティは女性の場合なんですが、ちなみに男性バージョンは”Stag night“と言います。Stag は牡鹿です。Buck も使われているようですが、UKではもっぱらStag の方を耳にしますね。
ポイントは男女が混ざらないこと。別々にやる。これも昨今いろいろ変化しているようですが…。
男女とも人生の大きなイベントってことで、これにまつわる経済的な効果もすごいです。パーティ、旅行、スポーツ、グルメ、。。。いろいろなアイディアが提案されているようです。
日本の習慣ではないですが、心情的にはわかりますし、ビジネスのにおいがプンプンするので、今後日本にもこの風習が取り入れられていくであろうことは想像に難くないです。
Kitchen tea って何?
と、こういう非常にベーシックな理解しかない私が、仕事中に出会った言葉が、”Kitchen Tea” です。ヘンズナイトのことだろうとなんとなく思いましたが、聞いたことなかったので、調べてみました。
キッチンティというのは、結婚を前にした女性に、キッチンで使用するいろいろな道具を親類や友達が贈り、花嫁さんの新居での負担を軽くする、というのがもともとの由来なのだそうです。だから基本は台所用品や家周りの品を贈るのが伝統で、パーティは花嫁の家、または花嫁の母親の家で日中に開かれます。
Bridal Shower とKitchen tea の違いは、贈るものがこの台所用品に限られているかそうでないかというところで、それほど違いはないようです。
Kitchen tea は、昼間に開かれるので、親戚のお年を召した方などは出席しやすいですね。この後、または日を改めて、ベストフレンドだけがヘンズナイトに繰り出す、という寸法なのでしょう。
招くにしろ招かれるにしろ、お金がかかることだけは私にも理解できました。