Memosourseという翻訳ツールを、
採用している数社のエージェントから何度かお仕事をいただきました。
いつも使っているツールと似ているし、
直観的で使いやすいと思いました。
TradosやMemoQなどのCATツールは、
ソフトを購入(かなり高価)して自分のPCに、
ダウンロード/インストールして使います。
しかしこのMemsourseは、
サーバーにアクセスする形で仕事を進めていきます。
基本的に使用料は無料です。
エージェントからメールで送信されたリンクをクリックすると、
サイトに飛び、ジョブをやるかやらないかのボタンがあるので、
それをAcceptして、訳すべきファイルをクリックするだけで、
エディター画面を表示できます。
ただし、大量の文書をオンラインで訳すと、
ものすごーく重くなります。
それはもう、
こんなんで仕事になるか!
レベルの重さです。
一文字入力するのに、
30秒以上待たなくてはいけなかったり。
単語の最初の文字が表示されなかったり。
これほど挙動不審となるのは、
当方のネット環境が悪いせいなのかもしれませんが、
他のサーバーアクセス系のツールで不具合が出たことはありません。
あるエージェント(敬称略)からのお仕事で、
数年前にこのツールを使うように指定されたのが、
使い初めでしたが、
その時は、
オンラインで必ず訳してほしいといわれました。
どんなに挙動不審か、
どんなに入力に苦労しているか、
それを何度訴えても対応していただけませんでした。
最初から最後まで、
『日本語入力』に苦労したんですね。
翻訳じゃないですよ、
日本語が打てないんです。
それなのに、
ああそれなのに。
今回の素晴らしいエージェントさんは、
『Memsourse 指定で、デスクトップで訳してもいい。
むしろボリューム多いならそっちのほうがお勧め。
ユーザーズガイドはこれ、Youtube動画はこれ。』
というまことに理路整然、
準備万端な態勢なのです。
この経験から申し上げますと、
Memsourse は、
ソフトをインストールしてデスクトップで作業するほうが、
格段に効率・性能がいいです。
不具合が出てるのに、
無理にオンラインで訳すことはないです。
私のように、
日本語入力で理不尽な苦労をされているならば、
デスクトップで作業されることを強くお勧めします。
ログインして、ネット接続さえしていさえすれば、
TMもちゃんと使えます。
全然問題ないですよ。