スペインから戻ってくる飛行機の中で、英語が世界中で通じるかどうか考えていました。
「通じる」というのは、「基本的な日常生活に支障がないくらいお互い分かり合える」というレベルです。
私はイギリスやドイツなどのアングロサクソン系の国よりも、陽気で気候も温暖なラテン系の国が好きなので、よくスペイン、イタリア、フランスに行きますが、この3国に関して言えば、観光地ならほぼ英語で分かり合えます。
スペインやイタリアなら、メニューは現地語と英語の二か国語で並んで記載されている場合が多いです。ホテルやバー、インフォメーション、小さな海辺のお店に至るまで誰か一人くらいは英語をしゃべります。
ただ地方の町などに行くとだんだん怪しくなってきますが、なにしろ英語に近い言語であることは間違いなく、じーっとにらんでいるといくつか英語に似た単語があったりして、理解できる場合もあります。できない場合は、身振り手振りです。
フランスへ行けば、おそらく英語を上達したい人が多いのだと思いますが、またはへたくそなフランス語を聞くに堪えないせいなのか、彼らは積極的に英語を話してきます。
それ以外の西欧諸国、ドイツ、オランダ、ベルギー、オーストリア、スイスなどは、これらの国々の歴史的な背景や、もともと英語に近い言語のせいか本当に流ちょうに英語を話します。
中東や東欧は行ったことが無いのでよくわかりませんが、アジア諸国や北米では英語がちゃんと通じますね。
今後Brixit でイギリスがEUから抜け、米国が衰退し、中国やアジア諸国が大きく台頭することで、これがどう変わっていくか、ということですね。
中国語は習っておいて損は絶対にないと思うのですが、アルファベットを使わない言語なので、世界中の人々が使用するには難易度が高すぎるような気がします。ここしばらくは英語、または「みんなが使いやすい言語/すでに普及している」ということで、英語が今後も使われていくのかもしれません。
イワシをくし刺しにして、炭火で焼いてくれるお店です。マルベーリャにもマラガにもあります。しかし、イワシはイワシでした。^^