Trados で翻訳を終えると、勝手に In Review (レビュー中)に変わる件
について、今回は記録しておきたいと思います。
ああ、Trados きまぐれ
きまぐれ Trados
いつものようにマイペース。
とうわけで、誓って私サイドは何もしていません。
なのになぜ、翻訳を終えると、
“In Review” のステータスになるファイルと、
“Translated“になるファイルが出てくるのでしょうか。
こんな風に。
根が大雑把な私は、
終わってたらステータスなんて全く気にならないのですが、
このミステリアスなTrados の挙動を
解明したいという思いと、
「これで心を痛める繊細な翻訳者さんがもしいたら、
Trados どうしてくれるんだ!」
という思いにかられ、調べてみることにしました。
何ファイルもあるパッケージなんですが、
ステータスが100%のものと、
0%のものがありますよね。
0%はレビュー中
100%は翻訳済みというステータスになっています。
レビュー中のファイルが翻訳済みファイルと違っているのは、
エディター画面の白紙のシンボルのところ(下図参照)が
マイナスになっている!
ああああああああ!
だから何?
In review のステータスをTranslated に変更する方法!
以下の方法で全ファイルスカッと100% Translated に直せます。
どうぞご活用ください。
1.ファイル画面に行く
2.ステータスを変えたいファイルを右クリックする。
(ここでは249ワードのファイルを見てくださいね)
3.Butch Tasks (バッチ処理?) > Translation Count (翻訳カウント?)と進むと、
以下のようなボックスが現れます。
4. 上のボックスの下の Next を押すとバッチ処理が始まります。
5.終了です!
別の方法として、ファイル画面からじゃなくエディター画面から、
ファイルを全部選択>バッチ処理>翻訳カウントと進み、
同様の結果を得ることができます。
気のせいか、なんとなく晴れ晴れとした気分になってきました。
よかったよかった。